[MDM][iOS] Configurator 環境設定 ~iPhone用 Apple Configurator での設定~
1.iPhone用 Apple Configurator とは
iPhone で利用ができる 「Apple Configurator」という アプリです。
iPhone用 Apple Configurator を利用することで、DEPデバイスではないデバイスであってもABMに登録することができ、
Supervised Mode(監視モード)を適用することが可能になります。
Apple Configurator での設定には新たにABMへ登録するデバイスの他に iPhone デバイスを用意する必要があります。
2.iPhone用 Apple Configurator での設定方法
※AhnLab Security Center にて「ADE環境設定」が完了していない場合、「ADE環境設定🔗」を参照し、 「2.2.AhnLab Security Center における ABM サービストークンの登録」までを完了させてから以下手順へ進んでください。
手順1.iPhone用の 「Apple Configurator🔗」 をインストールします。
手順2.Apple Configurator を開きます。
手順3.ABMアカウントのApple ID でサインインします。(末尾が「appleid.com」のもの)
手順4.カメラへのアクセス権限を求められた場合、「許可」をタップします。
手順5.設定アイコンをタップします。
手順6.MDMサーバ割り当てにて、「指定」をタップします。
手順7.「ADE環境設定」にて作成したMDMサーバを選択します。
手順8.新たにABMに登録するデバイス(以下、新規デバイス)を初期化します。
手順9.新規デバイスにて初期設定を進め、「Wi-Fiネットワークを選択」画面が表示されたところで作業を止めます。
※Wi-Fi設定を進めてしまった場合、初期化を行い再度「Wi-Fiネットワークを選択」画面を表示してください。
手順10.Apple Configurator を開いたデバイスと新規デバイスを近づけます。
手順11.新規デバイスに表示されるイメージを Apple Configurator にて読み込みます。
手順12.新規デバイスに「iPhoneが追加されました」と表示されます。
「iPhoneを消去」をタップします。タップするとデバイスが初期化されます。
手順13.デバイスが初期化されている状態で次の手順へ進みます。
3.Apple ID を使用せず V3 Endpoint Security をインストール
※初めてVPPを利用する場合、「VPP による V3 Endpoint Security の配信🔗」を参照して、「2.2.AhnLab Security Center でコンテンツトークン (VPP トークン) の登録」までを完了してください。
完了後、以下手順へ進んでください。
過去にVPPによるV3 Endpoint Security のインストールを行ったことのある場合、以下手順でApple Configurator にて設定したデバイスにV3 Endpoint Security をインストールしてください。
手順1.AhnLab Security Center にログインします。
手順2.上部メニューより「MDM」を選択し、「デバイス情報を取得する」をクリックします。
※デバイス情報が表示されていない場合、右上の「リストの更新」をクリックしてください。
手順3.Apple Configuratorにて登録した新規デバイスを選択し、「追加」をクリックします。
手順4.ステータスが「進行中(code:01)」、V3 ES 接続状況が「アプリ接続」と表示されることを確認してください。
✔ 参考
ステータスやV3 ES 接続状況 に関する詳細については「各種ステータスについて🔗」をご確認ください。
手順5.V3 ES 接続状況列の「アプリ接続」をクリック、またはブラウザの再読み込みを行い、「接続完了」と表示されることを確認してください。
※「アプリ接続」から変わらない場合、「VPPアプリ」での V3 Endpoint Security の使用可能数量が不足している可能性があります。
不足している場合は、ABMからVPPアプリライセンスの購入を行ってください。
手順6.新規デバイスの初期設定を進めます。
手順7.初期設定の完了後、V3 Endpoint Security が自動インストールされます。